電気電子工学科とは、学科名の通り「電気」・「電子」、さらにはそれらと密接な関係がある「情報」について学びます。
電気電子技術は今や人類の築いた高度な技術であるとともに、地球を支える基幹技術になっていますし、更なる発展も見込まれています。

本校の電気電子工学科は、将来この道の技術者や研究者として働きたいという人たちを応援する学科です。

 

大きな特徴は?

高専は5年間一貫教育でさらに専攻科が2年続きます。普通高校から大学の工学部に行くよりは早くから専門に触れて学習しているためか、企業や大学院の先生方からは動機付けがしっかりできていると言われています。

「プログラムや電子回路でミニカーを操縦」、「電波をキャッチ、電子回路を通して音楽を聴く」など多くの興味ある実験が用意されていて、知らず知らずのうちに電気、電子、情報技術が身についていくようにしています。またこれらの真の理解には体験と理論的な理解の両方が必要で、授業も系統的に学習できるようにしています。

大学に比べて、動機付け、基礎教育が将来の飛躍に非常に重要だと考えて、工夫を凝らしています。

さらに5年生では卒業研究、専攻科では特別研究があり、マンツーマンの指導を受けながら高度な研究にも取り組んでいきます。

 

可能性は無限大

電気電子技術はいまや人類の築いた高度の技術を支える基幹技術になっていて、産業界から大きな期待をいただいています。その結果、令和元年度の求人倍率は 約40倍(851求人/就職希望22名)となりました。このことはこれまでの卒業生が各所で活躍してきた結果でもあります。また、進学する学生も多く、本校の専攻科や全国の 有名な大学に進んでいます。5年間で学習した事をさらに深めたいなど、進学を希望する方は、 国公立大学3年次編入や、高専専攻科への進学などの道があります。卒業生の実際の進学先にはこのような大学があります。

2017-2020年度卒業生進路集計

九州内九州外
・九州大学
・九州工業大学
・大分大学
・熊本大学
・宮崎大学
・佐賀大学
・鹿児島大学
・琉球大学
・大分高専専攻科
・東北大学
・大阪大学
・東京農工大学
・広島大学
・徳島大学
・横浜国立大学
・豊橋技術科学大学
・長岡技術科学大学



次に就職について見てみましょう。電気電子工学科では、膨大な求人の中から自分に合った先を選択出来るので、就職の幅が広い事が特徴です。
ですから自分にあった職業を選ぶ事が可能です。近年の就職先例は以下の通りです。

放送局、通信業界NHK、京セラコミュニケーションシステムなど
材料メーカーTOTO、雪印メグミルク、サントリープロダクツなど
電力、エネルギー九州電力、関西電力、出光興産、JXTGエネルギーなど
電子、電機機器キヤノン、安川電機、明電舎、ファナック、京セラなど
飛行機、自動車本田技研工業、矢崎総業、JALエンジニアリング、三菱電機ビルテクノサービス、川崎重工業、ヤマハ発動機など
地元企業昭和電工、日本製鉄、三和酒類、大分県庁など



進路について詳細はこちら⇒進路について(ページ移動)

下記のリンク・パンフレットからも、学科の様子をご覧いただけます。