2020年度 人工知能学会全国大会 (第34回). 2020年6月9日(火)〜6月12日(金)において、電気電子工学科の木本教授の研究グループが優秀賞を受賞しました。

 

「地中レーダによる埋設物識別においてラベルの無いレーダ画像を有効利用した識別性能の改善」

木本智幸(大分高専)、園田潤(仙台高専)
https://www.ai-gakkai.or.jp/about/award/jsai_award-conf/#CONFERENCE

 

正解ラベルありデータに比べ、正解ラベルなしデータは桁違いの量が存在しており、ディープラーニングにおいて、それをどう扱うかが大きな課題となっています。
本研究で目指すレーダ画像による社会インフラの劣化検査システムの開発でも同様の課題に直面しており、社会インフラの老朽化が進んでいる現代、この問題を解決して高精度かつ高速な検査システムを構築することは急務です。
本研究で得られた手法は、正解ラベルのないさまざまな実課題への適用法を探るうえでも重要な知見となります。