常安助教が公益財団法人船井情報科学振興財団『第20回 2020年度 船井研究奨励賞』受賞者に選ばれ、2021年5月8日(土)に開催されたオンライン褒賞式に出席しました。

受賞テーマ:分子間相互作用解析による新規機能性ディスプレイデバイス開発
https://www.funaifoundation.jp/grantees/young_awardees_up_to_now_20.html

Society 5.0では、我々とあらゆる情報をシームレスにつなぐフレキシブルなディスプレイデバイスがその基盤となるため、より扱いやすく様々な機能を持った画像表示デバイスが必要となります。
常安助教は、面発光デバイス内での分子間相互作用に着目し、高速駆動化・高輝度化・長寿命化だけでなく、実現が困難とされてきた単一デバイス内での「多彩な光学状態の発現」や「センシング機能の付与」に成功しました。
これらの研究成果は、顕著な功績として高く評価され、受賞に至りました。
「今回の受賞を励みに、これからは大分高専から次世代を支える画像表示デバイスを世界へと発信していきたいです」とコメントをいただきました。