6月29日(水)に、本校電気電子工学科1~3年生を対象とした「特別活動」にて、卒業生の原尻駿吾氏(九州大学大学院修士2年)による特別授業を実施しました。原尻氏は、2014年度に本校電気電子工学科を卒業後、2020年度に本校電気電子情報工学専攻を修了し、現在は九州大学大学院総合理工学府にて高効率電子エミッターの設計について研究しています。
今回は、高専時代のご自身の状況(勉強や部活動)、現在の進路を選んだ理由やポイント、高専と大学院の就職活動の違い、高専や大学院での研究内容、進路を決定する上での細かなアドバイス、などなど高専OB としてだけでなく人生の先輩として、学生にとって非常に参考になる有益なお話ばかりでした。お忙しい中、ご講演くださりありがとうございました。
また、Web会議ツール(Microsoft Teams)を活用することで、別教室にて他学年の同時聴講が可能となり、約120名が聴講しました。さらに、講演後には昨年度より導入しているBYOD(Bring Your Own Device)を活用して、学生一人一人が自身のノートパソコンから授業振り返りシートに取り組み、講義の感想だけではなく全体では聞きにくかった質問や時間内に聞けなかった質問等を提出しました。(後日、それらに対する回答をいただきました。)この授業振り返りシートでは、「高専生としての今後がよりハッキリ想像できるようになりました。」、「今日の授業を受けて自分がどうなりたいかについて考える良いきっかけになった。」、「とても為になる話ばかりだった。何か打ち込めるものを見つけたりして、今後の為に色々(チャレンジ)していきたい。」といった感想が提出されていました。
今後も最先端のICT(情報通信技術)を活用しながら、教育研究活動を積極的に推し進めていきたいと考えております。