電気電子工学科常安翔太助教、東京工芸大学佐藤利文教授らがJournal of the Society for Information Display(John Wiley & Sons社)に発表した学術論文が、2021年1月1日~2022年12月15日に掲載された論文の中で、被引用回数の多い論文(Top Cited Article 2021-2022)に選ばれました。
本論文では、次世代の面発光デバイスとして期待されている分散型電界発光(EL)デバイスに対して、温度変化によって発色変化を示すサーモクロミズムという現象を導入することで、周囲の温度上昇に応じて分散型ELによる発光がサファイアブルーからスカイブルーへと制御できることを報告しました。本検討により、暗所において周囲の温度変化を発光色の変化として認識できるようになりました。
著者名:Shota Tsuneyasu, Naoki Takeda, Toshifumi Satoh
タイトル:Novel powder electroluminescent device enabling control of emission color by thermal response
雑誌名等:Journal of the Society for Information Display (John Wiley & Sons社) , volume 29, issue 3, pp. 207-212.
https://doi.org/10.1002/jsid.967