加藤科学振興会は、加藤与五郎 先生が、昭和 17 年(1942)に、科学教育と学術振興の目的で、自費をもって設立した公益財団法人です。研究奨励は、加藤先生の「創造の出来る人間」を育てる創造性開発の教育の中核をなすものであり、加藤先生が、彼こそはと見込んだ学生に研究のみならず生活を含めて援助するために、ポケットマネーを差し出したことをルーツとした奨励金です。

 将来独創的な研究に挑む意欲に富む若い学生の研究活動を奨励、支援するものであり、専攻科 電気電子情報工学専攻 2年の藤田悠斗くん(令和4年3月電気電子工学科卒)が高専生では唯一の交付者となりました。写真は令和5年7月5日(水)に東京の学士会館で行われた贈呈式での様子と、その後に記念撮影したものです。

外部リンク:公益財団法人 加藤科学振興会