1月21日,電気電子工学科で修得した知識・技術の集大成として,5年生の卒業研究審査会を実施しました。

審査会では研究概要,発表,質疑応答の内容をもとに以下の4点を満足したか,電気電子工学科の教員が厳正な審査を行います。

(1) 社会的要求に端を発した研究の背景を理解し,問題を解決するための手段をデザインし,考えることができる。
(2) 研究に関する知見を収集し,必要な実験・解析を行い,結果を考察することができる。
(3) コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力,文章表現能力を身に付け,他者との討論ができる。
(4) 研究に主体的に取り組むことができる。

今年も5年生らしい堂々としたプレゼンテーションでした。

以下写真にはそれぞれの研究テーマを掲載しています。研究分野は電気,電子,情報系があり取り組み内容は一人一人違います。5年進級時に各自の希望を元にテーマを決定しています。

テーマ:UAMの航続距離延長に寄与するマルチレベルフライングキャパシタ形Zeta DC-DCコンバータの開発
テーマ:実験室の計測器を用いて簡単に電磁鋼板の鉄損を求める方法の検討
テーマ:AIと地中レーダによる社会インフラ非破壊検査システムの開発
テーマ:コンクリート劣化診断用ロボットの音振動器の地面押し付け部の製作